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困っている男性

解熱鎮痛剤を長期間で飲み続けると効果が薄れると聞いたことがある人も多いでしょう。
市販薬などでも手軽に購入することができる解熱鎮痛剤は常用していると後で困ることになってしまいます。
一時的に痛みを緩和してくれるので便利ではあるのですが、「痛み」というのは人間にとって大切なサインです。
痛みを避けるのは悪いことではありませんが、重大な病気を見逃す原因にもなり、また、解熱鎮痛剤を服用してはいけない病気もあるのです。
それは心臓病や糖尿病、さらには高血圧の人は常用しないようにしましょう。

また喫煙者は効果が薄まるので、喫煙者にとってはいくら服用しても効果を感じないことも多いのが解熱鎮痛剤なのです。
今回は、今まで知らなかった解熱鎮痛剤について詳しく説明していきます。
心臓病や糖尿病、高血圧の人がなぜ服用してはいけないのか、喫煙者はなぜ効果が薄まるのか、消費期限についても詳しくまとめました。

鎮痛剤は使い過ぎると効果がなくなる?

そもそも解熱鎮痛剤とはどのようなものなのでしょう。
解熱鎮痛剤は、脳の体温調整中枢に作用し、発熱を抑えたり、皮膚の血管を拡張させ放熱させ、痛覚神経に作用し、興奮を抑えることによって痛みを緩和してくれる薬です。
発熱している時や痛みを避ける時に服用した経験がある人も多いでしょう。

体に悪影響特に、ボルタレンには優れた効果がありますが、そのボルタレンなどの解熱鎮痛剤を飲めば飲むほど効果が見込めると思って飲んでも、その分副作用も倍になり、危険が増します。
関連した話で、関節リウマチなどに対して使われるセレコックスも解熱鎮痛剤の使用で喘息などを引き起こしたことのある方はセレコックスの使用も控える必要があります。
解熱鎮痛剤を飲み続けると胃粘膜の防御機能が低下してしまいます。
胃の粘膜が胃酸で溶けてしまうので、びらん性胃炎を発症させたり、胃潰瘍や胃がんに繋がってしまう可能性もあるのです。
病院などで解熱鎮痛剤を処方される時には胃薬も一緒に処方されることがあるぐらいです。
胃へのダメージを避ける為には食後すぐに薬を服用するようにすると予防できます。

また、解熱鎮痛剤を常用することによって、薬剤乱用性頭痛を引き起こしてしまうリスクもあります。
薬用乱用性頭痛とは、頭痛がする際に解熱鎮痛剤を服用することで今度は薬が頭痛の原因になってしまうものを言います。
頭痛がするから、また解熱鎮痛剤を服用してと悪循環になってしまうのです。

本来ならば痛みを緩和する為の解熱鎮痛剤も常用し過ぎると、逆効果に陥ってしまうこともあります。
基本的には、月に10日程度であればそこまで問題視する必要はないようですが、毎日のように服用している場合はそのリスクも考えて、根本的な病気を改善していく必要があるでしょう。
また、高血圧の症状に頭痛がありますが、降圧薬と一緒に飲むのはリスクが高いので、医師に相談することが必要です。

解熱鎮痛剤を服用し続けるリスクには他にもあります。
例えば、長期間毎日同じ解熱鎮痛剤を飲み続けると、薬に対する耐性ができてしまうというリスクがあります。
このリスクだけならまだしも、肝臓にも負担がかかってしまうのです。
1日3回以上服用する人や2週間以上服用し続けるというのはとてもリスクが高い為避けましょう。

用法用量は守りましょう

また、解熱鎮痛剤が効かないからといって、決められた用法・用量を守らないことも避けることが大切です。
服用し続けることによって、他の病気を招いてしまう結果になることも考えられます。
解熱鎮痛剤を飲み続けても痛みが消えない、熱が下がらない時には医師に相談し、解熱鎮痛剤の乱用を避けることが大切です。

喫煙者は解熱鎮痛剤が効きづらい

また、昨今では禁煙傾向が強いものの、未だに喫煙者は多いようです。
喫煙者の中には頭痛持ちという人もかなり多く、解熱鎮痛剤を服用している人も少なくありません。
実は、喫煙者は解熱鎮痛剤が効きにくいという特徴があります。
解熱鎮痛薬の中でもアセトアミノフェンの効果は喫煙者は弱いと言われているのです。
喫煙者は約4,000種類の化学物質が含まれているものを吸い込んでいますので、その成分の中には肝臓にある薬物を分解する酵素に働きかけ、活性化してしまう特徴があるのです。
薬物を早く分解してしまうので効果が弱まってしまいます。

喫煙者にとっては解熱鎮痛剤を服用しても効果がないと感じている人も多く、乱用してしまうこともあるようですが、リスクが高いだけですので避けるようにしましょう。
また、タバコは百害あって一利なしですので、喫煙者の方は禁煙する努力も必要です。
昨今では喫煙者も自由に喫煙することができなくなりましたし、どうしても禁煙をすることができない喫煙者に禁煙外来などもできました。
喫煙者にとってはその一本をやめることが簡単ではありませんが、いざという時に解熱鎮痛剤が効かないというリスクを避ける必要がありあます。
喫煙者にとっても周囲にいる人にとっても健康被害はありますので、ぜひ禁煙を検討してみましょう。

また、喫煙者に限った話ではありませんが、長期間服用することは効果を薄めてしまうリスクが高いことは真実です。
解熱鎮痛剤は短期集中で服用することを前提とした薬ですので、長期間服用することは絶対にやめましょう。
また、中には解熱鎮痛剤を服用することによって病気(心臓病、糖尿病、高血圧)の症状が悪化、もしくはその症状に対し飲んでいる薬の効果を薄める結果になることもあります。
特に心臓病は死に直結してまうこともありますので自己判断で飲むことは危険です。

また、糖尿病の場合も昏睡状態に陥るリスクがあります。
心臓病や糖尿病を患っている場合は注意しましょう。
このようなリスクを避けることが解熱鎮痛剤とうまく付き合うコツと言えるでしょう。

解熱鎮痛剤のイメージ消費期限とは、品質保証期間のことです。
食品などの消費期限はチェックするのに薬の消費期限はチェックしたことがない人も多いようですが、解熱鎮痛剤に限らず薬には消費期限があります。
市販薬の場合にはパッケージに消費期限が記載されていることが多い為、目に見えるのですが、病院で処方されている薬は明確な消費期限は記載されていないことが多いでしょう。

消費期限というのは、様々な条件のもとでどのような変化を及ぼすのかを徹底的に試験されます。
その基準に応じて保管条件や消費期限が設定されるのです。
種類によって異なりますが、短いもので1年、長くても大体3年~5年と言われています。
この情報だけを見ると案外長いように感じてしまいますが、これはあくまで保管条件を満たしていることが前提です。
また、処方薬に関しては服用分を消費期限と考えるとわかりやすいでしょう。

消費期限の切れた薬を服用するリスク

では、解熱鎮痛剤の消費期限を過ぎたものを服用するリスクはあるのでしょう。
消費期限が過ぎてしまった薬に関しては、品質保証がなくなってしまいますので、効果が薄れてしまうことも考えられますし、体に悪影響を与えてしまうことがありますので避けるようにしましょう。
例えば液体の薬の場合は、細菌が繁殖しやすいので感染の恐れが強まりますし、目薬のようなものも雑菌が混入しやすくなりますので、消費期限が過ぎたものの使用は避けるのが適切です。
消費期限はこれらのリスクを避ける為に設定されていますので、消費期限を守ることは自分を守ることにも繋がります。
もし、自分で消費期限がわからない場合は薬剤師に確認しておきましょう。
また、消費期限を過ぎたものを服用した際に調子が悪くなったなどがあれば服用をやめ、医師に相談するようにしてください。

消費期限はあくまでも品質保証がされている期間です。
例えば、喫煙者や解熱鎮痛剤を長期服用している人などは服用しても効果が薄れている上に、消費期限を過ぎたものを服用した場合は全く効果を感じることができないなどというリスクが発生する可能性があります。
痛みが強い時に藁にもすがる気持ちで服用した解熱鎮痛剤が全く効果がなかったら困りますので、リスクを避ける為にも消費期限は定期的にチェックしておくと安心です。
処方された薬について疑問点がある場合は消費期限を事前に確認しておくと安心です。
消費期限を守らないことだけではなく、長期間服用にも様々なリスクがあります。

喫煙は体だけでなく薬の服用にも影響を及ぼす

喫煙者や心臓病や糖尿病、高血圧の人が服用することによって様々なリスクを発生させてしまう可能性があるのです。
また、上記で説明したように消費期限一つでも効果を薄めるリスクに繋がるので、このようなリスクを避けるためには、まず薬への知識を深めることが大切です。
いざという時に効果がないのであれば、服用する意味がありません。
そもそも解熱鎮痛剤には痛みや発熱をおさえる作用があるのですから、その効果を薄めてしまうようなリスクは避けるべきです。
特に喫煙者はすぐにでも禁煙をすることをおすすめします。
喫煙者にとっては有害なものであることは間違いありませんし、心臓病に陥る一つの要因でもあります。

喫煙者の中には、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患っていてもタバコを吸い続けている人もいるでしょう。
喫煙者の多くが常に体調が悪いと感じていますし、解熱鎮痛剤の使用頻度も健康な人と比べると多いことがわかっています。
喫煙者の中には慢性的な頭痛に悩まされている人も多く、解熱鎮痛剤が欠かせないという人もいるぐらいです。
しかし、先程も言いましたが喫煙者は解熱鎮痛剤の効果を半減させてしまっている為、効果が薄いという事実があります。

その為、喫煙者でいる限り、頭痛は続きますし、効果も期待できないと言えるのです。
喫煙者にとってタバコをやめることは簡単なことではありませんが、他の病気への要因に繋がっていきますし、いざという時に効果を発揮できずに苦しむことになりかねません。
そのようなリスクを避けるためにはまず禁煙をしていくことが大切です。
また、市販薬だから消費期限を少し過ぎても大丈夫と考えている人もいるかもしれませんが、効果が薄くなったものを飲み続けるということはリスクしかありません。
効果がないからと言って多量に飲んでしまう状況を避ける必要があり、このようなリスクを避けるためにも、消費期限内で飲み切るようにすることが大切です。

解熱鎮痛剤を服用してはいけない病気とは

解熱鎮痛剤を服用してはいけない病気について触れていきましょう。

心臓病

心臓病を持っている人は例え短期であったとしても服用するのは危険です。
心臓病の中でも心臓発作を起こしたことがある人はNSAID鎮痛剤の使用は死亡と心臓発作の再発のリスクを高めることになると言われているのです。
NSAIDの服用は、心臓病の人にとってリスクが増加すると言われていますし、服用後最初の1週間以内で死亡か心臓発作の再発のリスクを45%も増加させることがわかっています。
心臓病を患っている人にとっては危険でしかない薬と言えるでしょう。

また、心臓病にも種類がありますし、心臓病の治療中なのか過去の既往歴なのかによっても対処は異なります。
しかし、基本的には心臓病があるとわかっている人は解熱鎮痛剤を飲まない方が良いとされているのです。
心臓病の治療薬を服用している場合には相性などもありますので、かかりつけの医師に相談することが大切です。
心臓病を持っている人は市販薬などを勝手に飲むことはリスクが高いので絶対にやめましょう。
もし、心臓病で解熱鎮痛剤を服用してしまったという人は医師に相談しましょう。

糖尿病

糖尿病を患っている方は服用する際に注意が必要です。特に市販薬の場合は勝手に服用しないようにしましょう。
糖尿病の方は薬を飲んで血糖値を下げている方が多いのですが、これらの薬と一緒に飲んでしまうと血糖値を下げ過ぎてしまったり、逆に効果を弱めてしまうことがありますので避けることが大切です。
糖尿病の薬の一種にスルフォニル尿素薬というものがありますが、これと一緒に服用してしまうと低血糖に陥り、稀に昏睡状態になってしまうこともあります。
糖尿病の薬と服用する場合は、勝手な判断で服用してはいけません。

糖尿病患者は年々増えていると言われていますし、糖尿病予備軍と呼ばれる人はかなりの数存在しています。
糖尿病になってしまうと、食事療法や運動療法など生活そのものを見直さなくてはいけなくなってしまいます。
糖尿病を避ける為には、生活習慣の乱れを改善し、ストレスを溜めないことも効果的ですので、今からでも糖尿病予防をしていきましょう。
また、すでに糖尿病になっているという人は、ちょっとした不調であったとしても医師に相談してから薬を服用することが大切ですので、勝手な判断での服用は絶対にやめましょう。

高血圧

高血圧も現代病の一つで患っている患者数が多い病気です。
高血圧は血液に関わる恐ろしい症状が多く、血管に強く圧力がかかると頭や脳にまで悪影響を与えてしまいます。
高血圧の人には頭痛の症状が現れることが多く注意が必要です。
高血圧によって肝機能や腎機能、血液、心臓病などを併発している場合には、解熱鎮痛薬の使用ができません。

また、高血圧の人の多くが降圧薬を処方されているでしょう。
高血圧で降圧薬を服用している人は市販薬などを服用するのはとてもリスクが高いのです。
高血圧の人が避けるべき薬の中には解熱鎮痛剤も含まれており、高血圧の治療薬である降圧剤の利尿薬の効果を弱めてしまいます。
高血圧の人が解熱鎮痛剤を1週間以上使用する場合には、高血圧の治療を行っている医師に相談しましょう。
高血圧の人にはその他にも胃腸薬や漢方でも禁忌とされているものがありますので、勝手に服用するのは避けるべきことです。

心臓病や糖尿病、高血圧は罹患している患者数の多い病気です。
手軽に購入できる解熱鎮痛剤で場合によっては死亡してしまうリスクもあるので自己判断で飲むのはやめましょう。
また、心臓病や糖尿病、高血圧の人は処方薬を飲んでいることも多い為、薬との相性もあります。
心臓病や糖尿病、高血圧の人は医師に相談の上、服用することが大切です。

心臓病や糖尿病、高血圧の人はそれだけでも死に直結しやすい病気ですので、日頃から薬に関してはシビアでいる必要があるのです。
心臓病の場合はすでに治療が完了していれば問題なく服用することができるかもしれませんが、糖尿病や高血圧は完治がありません。
その為、心臓病や糖尿病、高血圧の人は様々なリスクを避ける必要があるのです。
勝手な自己判断はせず、リスクを避ける行動は必須と言えます。
心臓用や糖尿病、高血圧の人は服用前に医師に相談すること、また解熱鎮痛剤を使用する前には消費期限をしっかり確認すること、様々なリスクを避けることが服用する上で大切です。

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